SoFテーブルをプレビューすることによって、保存またはエクスポートされた後のテーブルがどのように表示されるかを、正確に確認できる。
SoFテーブルの行には、意思決定にとって不可欠な、全ての望ましいアウトカムと望ましくないアウトカムを（最大７件まで）、重要性の高い順に列挙する。尺度や時間枠の詳細を示すこと。また、SoFテーブルに含めるべき重要なアウトカムは、レビュー開始前のプロトコル作成の段階で決定しておくようにする。しかし、プロトコル作成後または解析実施後になって初めてアウトカムの重要性が明らかになる可能性（例、深刻な有害作用）があることに留意すべきで、これらのアウトカムをSoFテーブルに含めるための適切な措置を講じる必要がある。データが利用可能か否かに関係なく、これらのアウトカムをSoFテーブルに記載すべきである。
レビューに含めるアウトカムが多すぎる場合は、重要性の低いものを除外する必要がある。深刻な有害イベントはレビューに加える必要があるが、それほど深刻ではない有害イベントは可能であれば統合し、そのことを脚注で説明するとよい（独立したイベントであることが認識されていないかぎりは複数のイベントの統合は適切ではないので注意すること）。タイムポイントが複数ある場合は特に問題である。一般に、テーブルを簡潔にするためには、意思決定に欠かせない重大なアウトカムだけは複数のタイムポイントで提示し、それ以外は共通のタイムポイントで提示すべきである。
GRADEproでデータを編集あるいは入力後に、以下の形式でテーブルを表示することによって、テーブルがどのように表示されるかを確認でき、そして間違いやフォーマットの問題を容易にみつけることができる。
特に、Review Managerにエクスポートする前に、SoFテーブルをプレビューすることを推奨する。
SoFテーブルをプレビューするには、ツールバーの 
をクリックする。すると、Export as HTMLダイアログが開き、プレビューが可能になる。
プレビューウィンドウでは規定でSoFテーブルが選択されている。しかし、３種類のテーブルを表示する選択肢がある。
- GRADEエビデンステーブル（完全版GRADEエビデンステーブル）
- SoFテーブル（コクラン システマティックレビュー用）
- レビュー概要テーブル（複数の比較・プロファイルについてアウトカム別に結果を示している）
SoFテーブルを選択してプレビューする
選択されているGRADEproファイルにおいて利用可能な全てのプロファイルが左側のボックスに列挙される。テーブルでプレビューしたいプロファイルを選択するには、表示したいプロファイルまたは比較をクリックする。
複数のプロファイルに対応する複数のSoFテーブルをプレビューする場合は、Ctrl + クリックしながらで複数プロファイルを選択するか、または複数のプロファイルの名前を左クリックしながらドラッグする。
注記
GRADEエビデンスプロファイルをプレビューする際は追加機能として、テーブルに表示させたいアウトカムを選択できる。
SoFテーブルを保存する
SoFプレビュー画面から直接HTML形式でテーブルを保存することができる。SoFテーブルをReview Manager *.sof ファイルへエクスポートする場合、または異なる形式（Microsoft ® Office Word、画像、または XML）で保存する場合は、プレビューを閉じてにアクセスする。
空テンプレートをエクスポートする
空テーブルを保存して後で印刷したり、これをインポートしてワードプロセッサで完成させたりする場合は、プレビュー画面からGRADEエビデンスプロファイル、SoFテーブルまたはレビュー概要テーブル用の空のテンプレートを作成できる 。
- 保存したいテーブルの形式を選択する。
- を選択する。
- 数字を入力するか、矢印ボタンを使って行数を指定する。
- ファイルをする。